ゲームを紹介するブログ

自分の好きなものについての記事を書きます。

Return of the Obra Dinnがめっちゃ面白かったから紹介したい

「Return of Obra Dinn」というゲームが最近遊んだゲームの中でかなり面白かったので簡単な紹介記事を書く。

 

保険調査員になって数年間行方不明になっていたオブラディン号の乗客60名の名前、安否を特定するゲーム

メインのシステムは以下の通り。

・死体の前で時計をかざすと残留思念にアクセスでき、死体が死んだ瞬間を見ることができる。

・その時の発言や人物の動きを見て名前と安否を推理していく。

3人の名前と安否が正確に特定できたごとに、ゲーム側で身元が確定したことが開示される。

・プレイヤーは事前情報として下記の3つが与えられる。

 1.オブラディン号の乗客の氏名・職業・国籍が記された手記

 2.全乗客が描かれた絵

 3.オブラディン号の船内図

 

以上をまとめると、ゲームの基本的な流れは下記のようになる。

1.死体の残留思念にアクセス

2.名前と安否を推理する

33人確定させて身元確定者を徐々に増やしていく

 

このゲームの魅力は何と言っても推理ゲームとしての質の高さと難易度の高さだ。

難易度が高いにも関わらず、正確な状況分析→推測を繰り返せば必ず身元が特定できる作りになっている。

具体的なムズポイントを1つ紹介すると、このゲームでは登場人物の口から人物の名前はほとんど出てこない。

最初はどうせ登場人物同士の会話で名前がたくさん出てくるでしょ!と思いながらプレイしたが、思念を全て見終わっても殆ど人物の名前が出てこなくてビビったのは記憶に新しい。

ネタバレは極力避けたいので推理のポイントへの言及は避けるが、こんなところまで見て推理しないといけないのか!?と驚くだろう。

しかし、このゲームは推理の難易度が高いにも関わらず、身元と安否は全員根拠を持って回答できるようになっている。

つまり、全ての乗客に安否と名前を特定する材料がゲーム内に用意されている。

 

難易度が高いにも関わらず正しいプロセスを踏めば必ず答えに辿り着けるになっているので、クリアした時の達成感はかなり大きい。

今年に入ってからプレイしたゲームの中ではトップクラスに面白かったので、興味がある人はぜひやってみてほしい。